映画 STARTREK 全13作品(劇場版)

アメリカ1979年
日本1980年

劇中の時代は、2271年

1979年のアメリカ映画。『宇宙大作戦』(TOS)のレギュラーを中心とした『スタートレック』の映画第一作。サブタイトルの頭文字をとって「TMP」という略称で呼ばれることが多い。

(原題:Star Trek、The Original Series、通称TOS)(Star Trek: The Motion Picture、通称TOS)

ストーリー

天体規模ほどもある巨大な雲状の「何か」が銀河系を進んでいく。その進路上で迎撃しようとしたクリンゴン艦や調査を試みたステーション・イプシロン9は攻撃を受け、消滅してしまう。進路の先には地球があり、迎撃可能な宇宙船は、5年間の調査飛行の後、軌道上のドックでの大改装を終えようとしていたエンタープライズだけであった。
提督に昇進していたカークは地上任務に就いていたが、この危機に乗じて、再びエンタープライズの指揮を執る。犠牲を伴いながらも体制を整え、カークたちは地球までわずかの距離に接近した雲の中に「ヴィジャー」と名乗る謎の存在がいることを突き止めた。ヴィジャーは自らを造り出した創造者(クリエイター)を捜し、一体になろうとしているという。地球上にいる炭素ユニット(人類)達が創造者との交信を阻んでいると判断したヴィジャーはその抹殺を謀るが、機転を利かせたカークが創造者を教える条件で直接ヴィジャーに会いに行く。そこでカーク達は「ヴィジャー」とその「創造者」の意外な正体を知ることになる。

スタートレック(オリジナルシリーズ)全6作中の2作目

ストーリー

建造から20年がたち老朽化したエンタープライズ号は練習艦となりカーク提督は地上任務に戻り、スポックはエンタープライズの艦長となっていた。今回の任務は、カーク提督の査察のもと候補生達を乗せて訓練航海に出航する平穏なもののはずだった。しかしその頃、20世紀の遺伝子工学によって生まれた優生人間カーンたちは連邦艦U.S.S.リライアント号を乗っ取り、かつてカーク船長らによって追放されていた流刑星からの脱出を果たしていた。カーンはマーカス博士たちが研究していた計画、命のない不毛の星に生命を誕生させる「ジェネシス計画」の存在を知り、それを狙っていた。生命を生み出す力を持つ一方で大いなる破壊力をも合わせ持つジェネシス装置を奪い宇宙を支配し、カーク提督への復讐を果たすべくカーンの攻撃が始まる。

『スタートレック』の(オリジナルシリーズ)全6作中3作目。スポックを演じるレナード・ニモイの初監督作品。

ストーリー

カークたちはエンタープライズを救うために殉職したスポックの宇宙葬を行い、悲しみのうちに帰還する。しかしスポックの棺はジェネシス装置によって生まれた新惑星に軟着陸し、その肉体は魂の無い状態で再生していた。実はスポックは壮絶な死の間際、自己の魂(カトラ)をドクターマッコイに託していたのである。それを知りスポックの救出を司令官に掛け合うカークだったが、軍規によりジェネシス星へ近づく事は禁じられていた。もう一つの人格に苦しむマッコイやスポックの魂を救うため、カークたちはエンタープライズ号を乗っ取り惑星ジェネシスへ向かう。しかしその頃、カークの息子デヴィットが指揮する科学船グリソムはジェネシスへの航行を許可された。が、ジェネシス装置の存在を知ったクリンゴン人のクルーグによってグリソムは破壊され、デヴィットたちはスポックの肉体とともに捕虜にされてしまう。一方、ジェネシス装置には不安定な元素が使われていたことが分かる。そのため惑星ジェネシスは、急激な老化により終焉を迎えつつあった。

『スタートレック』映画(オリジナルシリーズ)全6作中4作目。
 

ストーリー

カーク提督たちはジェネシス装置をめぐるクリンゴン人との戦闘でエンタープライズ号を自爆に追いやられたが、逆にクリンゴンのバード・オブ・プレイを分捕り、スポックの故郷であるバルカン星に滞在していた。バルカンに伝わる儀式で魂と肉体を再結合させ、記憶を取り戻したスポックには自分たちの人生を犠牲にしてまでスポックを救ったクルーたち人間の行為が理解できない。彼らは分捕ったクリンゴンの船に「バウンティ号」と名付け、エンタープライズ号を勝手に動かした罪で軍法会議を受ける覚悟で帰国することにした。
その頃地球には謎の探査船が接近していた。あまりにも強力な謎の電波を発しているため、地球の大気はイオン化されすべてのシステムが停止してしまった。滅亡寸前の地球から近づくなという警告を受けたカーク提督らクルーたちは、探査船の目的がザトウクジラであることを突き止める。探査船を送ってきた宇宙人は、太古よりザトウクジラと交信していた。その交信が途絶えたため、ザトウクジラたちを案じてやってきたのだ。しかしそのザトウクジラは、21世紀にすでに絶滅してしまっていた。エンタープライズのクルー達は、23世紀の地球を救うために20世紀末の地球に行き絶滅前のザトウクジラを連れ帰ろうとタイムワープを敢行し、1986年のサンフランシスコに降り立つ。

『宇宙大作戦』のレギュラーを中心とした『スタートレック』映画(オリジナルシリーズ)全6作中5作目。

ストーリー

謎のバルカン人サイボックが「神」に会うために人類未踏の地グレートバリアに向かうべく反乱を企てる。宇宙戦艦を手に入れるため地球人、ロミュラン人、クリンゴン人を人質に取り救出に訪れたエンタープライズ号を乗っ取ってしまう。彼はマインドコントロールによる精神的苦痛からの解放によって乗組員達を洗脳し次々に自分の仲間にしてゆくが、カーク、スポック、マッコイたちは辛うじてその誘惑を振り払う。不本意ではあるが、「最後の開拓地宇宙」その最大の謎を解明する航海に出たエンタープライズ号はやがて「神」のいる惑星「シャカリー」に到着する。

アメリカ1991年
日本1992年

劇中の時代は、2293年

『宇宙大作戦』のレギュラーを中心とした『スタートレック』の映画(オリジナルシリーズ)全6作中6作目。

ストーリー

クリンゴン本星の資源衛星プラクシスが事故により爆発し、そのままではクリンゴン人は50年後に滅亡してしまう状況に陥った。これまで長年敵対関係にあった惑星連邦とクリンゴン帝国との和平交渉の歴史を変えるチャンスであると考えたスポックは、カークに黙って和平交渉にやって来るクリンゴンのゴルコン宰相を出迎える任務に志願する。息子をクリンゴンに殺されているカークにとって気が進まないことであったが、しぶしぶ共に任務につくことになった。
エンタープライズ号に乗り込んできた宰相達とのギクシャクとした歓談の後、なんとエンタープライズから発射された(事実ではないが)魚雷が宰相の船に命中した。誰が撃ったのか解らぬまま救助のため乗り込んだカークとマッコイの前で宰相は手当のかいもなく死んでしまい、二人は暗殺犯として逮捕されてしまった。窮地に立たされたカーク船長達を救助すべくエンタープライズ号とエクセルシオール号が奮戦する。

『新スタートレック』の登場人物が出演する劇場版としては、第1作となる。監督はデヴィッド・カーソン。

『宇宙大作戦』(TOS)と『新スタートレック』(TNG)、新旧2世代の登場人物が共演を果たし、シリーズの重要なキャラクターが死亡するという展開で話題を集めた作品。

(新スタートレック、Star Trek: The Next Generation、略称TNG)

ストーリー

2293年、U.S.S.エンタープライズBの進宙式に招待された先代エンタープライズの元船長ジェイムズ・T・カークらは、そのまま試験航海に同行した。救難信号を受けたエンタープライズBはリボン状のエネルギーの渦に巻き込まれている難民輸送船から数十人の難民を助け出す。その中に、輸送船へ戻りたがるソランや、のちにエンタープライズDに乗り組むことになるガイナンがいた。その際、エンタープライズBもエネルギー・リボンに捕らわれ、カークは艦を離脱させるために自ら起こした爆発で消息を絶つ。
その78年後。ウォーフの昇進祝いの日に救難信号を受けたU.S.S.エンタープライズDが、攻撃を受けた観測基地へ向かう。唯一の生存者がソランだった。彼はエネルギー・リボンの中にある世界「ネクサス」での体験が忘れられず、ネクサスに戻るために恐るべき計画を実行に移そうとする。

劇中の時代は、2373年

『新スタートレック』(TNG)の登場人物たちが出演する劇場版としては2作目にあたる。メガホンは副長ウィリアム・ライカー役のジョナサン・フレイクスが取った。

『新スタートレック』において惑星連邦最大の脅威である、ボーグとの戦いを描いている。

ストーリー

かつて惑星連邦宇宙艦隊を苦しめたボーグ・キューブが再び太陽系へ侵攻してきた。U.S.S.エンタープライズEの艦長ピカードは、ボーグに同化されたことがあるために迎撃任務から外されたが、命令を破って参戦し、キューブを撃破する。
しかし、爆発寸前のキューブから脱出したボーグ・スフィアが時間の渦へ飛び込むと同時に地球の姿が一変した。ボーグは過去へのタイムトラベルを行い、地球を同化してしまったのだ。ピカードは歴史を元に戻すため、スフィアを追って時間の渦へ突入する。
スフィアとエンタープライズが辿り着いたのは2063年4月4日。ゼフラム・コクレーンが人類初のワープ飛行を行う前日だった。ライカーたちはボーグの攻撃で傷ついた実験船フェニックスの修理を手伝おうとするが、未来世界で自分が英雄扱いされていると知ったコクレーンは動揺し、逃げ出してしまう。一方、エンタープライズ艦内では侵入したボーグ・ドローンとピカードたちの戦闘が始まっていた。

『新スタートレック』(TNG)の登場人物が出演する劇場版の第3作。監督はジョナサン・フレイクス(副長ライカーも演じる)。

ストーリー

地球の中世のたたずまいであるバクー星の村を、基地も隊員もホログラム映像で偽装し、惑星連邦とソーナ人が共同で密かに観察していた。ところが、観察隊員として加わっていたアンドロイドのデータ少佐が突然誤作動し、基地や隊員のホログラムを解除、さらに隊員達を人質にしてしまった。外交活動に忙殺されていたU.S.S.エンタープライズEの艦長ピカードはデータ少佐の誤作動を聞いてバクーに駆けつけ、ソーナ人のルアフォ総統に破壊されようとしていたデータを何とか回収した。
ピカードたちがバクー人の村を訪れると、彼らは友好的で、しかも見かけによらず高い科学知識を有していた。調べていくうち、連邦の高官も加わった陰謀が明らかになっていく。正義を貫くべくエンタープライズのクルーたちは反旗をひるがえす。

『新スタートレック』(TNG)シリーズのメンバー出演作として第4作目であり、製作前よりこのメンバーでの撮影は最後とされることが予定されていた。このためTNGのテレビシリーズを含めたネクストジェネレーション全体の完結篇となりうるように作られている。

ストーリー

惑星ロミュラスのロミュラン帝国でシンゾンによるクーデターが発生したころ、地球では惑星連邦宇宙艦エンタープライズの副長だったライカーと、カウンセラーのトロイとの結婚式が行われていた。
エンタープライズはトロイの故郷の惑星へ向かう途上でロミュランとの中立地帯近くから発せられる陽電子波(ポジトロニックサイン)を感知、データのプロトタイプで兄とも言えるアンドロイド「B-4(ビーフォー)」を発見する。B-4は修理されデータの記憶を与えられるが、うまく記憶できない。
その直後、エンタープライズにロミュラン帝国との和平交渉の任務が下る。ロミュラスへと到着したピカードはロミュランの新総督シンゾンがピカードのクローンであることを知る。ピカード艦長とシンゾンの交渉は進み、惑星連邦とロミュラン帝国との距離は縮まったかのように見えた。
しかしシンゾンは、B-4を利用して艦隊の機密を盗み、さらに、シンゾンの乗艦シミターを訪れていたピカードとデータを拉致した。ピカードらはなんとか脱出し、B-4は停止させられた。また、シンゾンの目的が、病気の治療のためピカードから骨髄移植を受けることと、シミターに搭載したセラロン放射線発射装置を使って地球の全生物を滅ぼすことだと明らかになる。
エンタープライズが地球防衛のための配備に向かう途中、ピカードを狙うシンゾンがシミターで襲撃してきた。双方とも甚大な被害を受け、シンゾンはピカードの奪取を断念しエンタープライズにセラロン放射線を放とうとする。
ピカードが阻止のため単身シミターに転送されるが、直後に転送装置が故障し帰還が不可能になり、データが宇宙遊泳で後を追う。ピカードはシンゾンを倒すが、武器を失いセラロン発射装置を破壊できない。そこへ駆けつけたデータが緊急転送装置でピカードを強引にエンタープライズへ送り返し、発射装置を破壊してシミターごと爆発させた。
エンタープライズは地球近傍で修理を受け、出航が近づいてきた。ライカーとトロイは新たな任務を受けエンタープライズを去り、データもいない。しかし、データの記憶を受け継いだB-4が乗船していた。

NEWシリーズ ココカラ ↓

 

新しい劇場版シリーズであり、前10作品の続きではない。

『宇宙大作戦』(TOS)より少し前の時代が舞台で、そこから別の時間軸が始まり新しい展開が生まれたという内容の映画である。

ストーリー

謎の巨大宇宙艦の攻撃により、幼い頃に宇宙艦隊士官だった父を亡くしたカークは、酒とケンカに溺れる荒れた日々を送っていた。ある時、パイク大佐はバーで騒ぎを起こしたカークに、父は12分だけ船長だったが800名の命を救ったと語り、宇宙艦隊アカデミーへの入隊を勧める。
在学中、カークは「コバヤシマル」という模擬戦闘で不正を行い、聴聞会が開かれることになる。だが、聴聞会の最中にバルカン星からの緊急救助要請が届き、カークの同期生らも急遽バルカン星に向かう艦隊に召集される。当のカークには謹慎が言い渡されていたが、マッコイの機転によりパイクが指揮するエンタープライズ号に潜り込む。そこには同期生のウフーラのほか、スールー、チェコフ、そして聴聞会でカークを尋問したバルカン人のスポックも副長として乗り込んでいた。
ところが、艦隊の目の前に現れたのは、かつてカークの父を殉職させた巨大宇宙艦ナラーダ号であった。その圧倒的な戦闘力によって艦隊は壊滅的な被害を受け、パイク船長はナラーダ号のネロ船長によって連れ去られてしまう。また、スポックの父サレクや長老たちがエンタープライズ号に救助されたものの、バルカン星は母アマンダを含む多くの住民を道連れに消滅してしまった。
パイク船長を奪われたエンタープライズ号のブリッジでは、相手の出方をめぐってカークと船長代理のスポックが対立し、立場の弱いカークは近くの惑星に放り出される。ところが、ここにはカークの知るスポックより、129歳ほど年をとったもう一人のスポックがいた。老スポックは、自分の力不足で未来のロミュラン星が消滅に至ったこと、生き延びたネロはバルカン星や地球を含む惑星連邦を故郷の敵とみなし、過去にタイムトラベルして惑星連邦を滅亡させ、より強大なロミュラン帝国確立を目論んでいること、カークの父の殉職をもたらした最初の攻撃により、歴史はすでに書き換えられていることなどをカークに明かす。
同じ惑星の研究室に左遷させられていた技術者スコットとともにエンタープライズ号に戻ったカークは、故郷と母を奪われて情緒不安定にあったスポックを故意に激昂させて、指揮官不適格の状況へ追い込み指揮権を掌握する。そして、故郷と母を奪われた憎しみに気付き理性との間で悩んでいたスポックも、最終的にはカークと協力して戦うことを選ぶ。二人は地球を攻撃していたナラーダ号へと潜入し、その破壊とパイク船長の救出に成功する。
地球を救った功績を認められたカークは、正式にパイクの後継のエンタープライズ号船長に就任する。そして、若き日の自分の前に姿を現した老スポックは、カークとの信頼関係が二人の未来に大きな意味を持つことを説く。スポックは副長として、カークの下で働くことを決意するのだった。

劇中の時代は、2259年

映画『スタートレック』の12作目であり、リブートされた2009年の『スター・トレック』の続編である。

リブート(Reboot)は、フィクション作品でシリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味する。

ストーリー

西暦2259年。USSエンタープライズのクルーたちとともに惑星ニビルを探査中のジェームズ・T・カークは、副艦長スポックの窮地を救うために重大な規律違反を犯してしまう。地球に帰還したカークはその責任を問われ、艦長を解任される。その頃、ロンドンでは恐るべき陰謀が進行していた。やがて首謀者ジョン・ハリソンは惑星クロノスに逃亡。この緊急事態に、再びUSSエンタープライズの艦長に復帰したカークは、ジョン・ハリソンを追ってクリンゴン人が支配するクロノスへと向かうのだったが…。

ストーリー

ジェームズ・T・カークは、エイリアンとの会議に出向き、パワーストーンなるものの平和利用を訴えるが、交渉は決裂し、ジェームズ・T・カークはエイリアンたちに襲撃される。そのため、緊急転送し、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に戻ったジェームズ・T・カーク一行は、パワーストーンの破壊的利用を恐れ、船内のセキュリティボックスに厳重にしまい、ワープ航法で、エイリアンたちの許を去る。 エンタープライズがファイブイヤーズ・ミッションに就いて3年の月日が流れようとしていた。カーク率いるエンタープライズのクルー達は仲間としての絆を育みエンタープライズは我が家と呼べる存在となっていた。そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊する。